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毎月訪問・毎月決算のすゝめ
なぜ、毎月訪問するのか?
なぜ、毎月巡回訪問をするのか疑問に感じるお客様もいらっしゃるかと思いますので、ここではわかりやく、毎月巡回訪問をしている場合とそうでない場合を比較して、その影響について書いてみたいと思います。 1. 関与先企業様と経理担当者の方にとって……
毎月巡回訪問をしている場合
- 経理担当者が変わっても経理処理や事務用品が標準化されているので引継ぎも万全です。
- 使用する事務用品で内部牽制ができるので、経理処理の責任体制がとれます。
- 1年以内に経理担当者は見違えるように専門知識が身につきます。
- プロの指導が毎月受けられるので安心です。
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毎月巡回訪問をしていない場合
- 会計処理が遅れがちなので不明な処理が増えます。
- 会計事務所が科目印を押したりするので、経理処理をどのようにしたか会社では分からないことが多くなります。
- いつまでたっても経理担当者の能力が上がらず、経理の改善も進みにくくなります。
- 間違いがあった場合、会計事務所と会社の責任の所在が不明確になります。
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税務調査について
- 間違いが少なく、経営者による調査立会いもほとんど必要ありません。
- 優良経営者として税暦表に記入されます。
- 2期比較の決算書で税務署からの信頼も高まります。
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税務調査について
- 調査のたびに問題点の指摘がありがちになります。
- 毎月会計処理がされていないので、数値に信頼性がないと思われがちです。
- 調査のたびに心配になります。
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資料の保存について
- 丁寧に装丁され、専用の保存箱に、年度ごとに整理されています。
- 財務計算データが12年間保管されますので、備えは万全です。
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資料の保存について
- きちっと整理保存されていないので、速やかに取り出すことができない場合があります。
- 無造作に保管されたり、時には紛失している場合があります
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2. 関与先企業の経営者にとって……
毎月巡回訪問をしている場合
経営について
- 経営者が、自分の会社は自分で守るという自立した意識をを持ちやすいです。
- ルールに沿った経営管理を行うことにより、第三者からの信頼を得やすい。
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毎月巡回訪問をしていない場合
経営について
- すべて会計事務所任せになり、会社の数値に関心をもたない経営者になりやすいです。
- どんぶり勘定の無責任な経営になりやすく、倒産予備群の企業になりやすいです。
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月次資料について
- 業績向上のための改善ポイントの資料が用意されています。
- 財務及び経営資料が翌月早期に提供されます。
- 3期比較の売上推移グラフで営業成績もよくわかります。
- 気になる同業他社との比較がタイムリーにできます。
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月次資料について
- 数値が現実離れしてよくわからないことが多くなります。
- なぜもっと早く財務及び経営資料が提供されないかと不満を持つことが多い。
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決算関係について
- 決算対策、納税資金対策に早く手が打てます。
- 2期比較の決算書で前期との対比が一目瞭然です。
- 3期及び5期比較の営業報告書で中期的な経営の推移が読みとれます。
- 消費税の有利不利の選択資料が提供されるので、対策は万全です。
- 40日決算で余裕の申告提出となります。
- 決算の数値について十分な打ち合わせや分析ができ、次期への改善策がはかれます。
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決算関係について
- 会社の決算内容が、申告期限ぎりぎりまでわかりません。
- 納税資金の手当てができないまま決算をむかえます。
- その場限りの数値であり、中期的な経営の推移が読み取れません。
- 確定申告書の提出がいつも申告期限ぎりぎりになります。
- 税務署へ提出するだけの資料となり、十分な打ち合わせをする余裕がなく、さらに、次期への改善策がはかれません。
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3. 会計事務所にとって……
毎月巡回訪問をしている場合
- 関与先企業様が起票するので、税務のチェックに専念できます。
- 経営者の良き相談相手、助言者として、自分も成長することができます。
- 関与先企業様が自分の会社のように思えて、助言にも力が入ります。
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毎月巡回訪問をしていない場合
- 関与先企業様についてよくわからないことが多いので、経営の相談も受けられません。
- わからないことが多いので、適当に処理しがちです。
- 自分の仕事に対して誇りがもてなくなる場合があります。
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※この比較表は、対照的な事例を取り上げていますので、必ずしも当てはまらない場合もあります。

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