具体的に養育費の増額請求できる場合とは?
養育費の増額の請求ができるのは、次のような場合が考えられます。
■子供が成長して学費や塾代、留学などの教育費が増えたとき
■物価の上昇で養育費が不十分になったとき
■子供の事故や病気で予想外の医療費がかかったとき...など
なので、できのいい子だから行きたい学校へ行かせてやりたいということであれば、養育費増額請求の理由になります。
とはいえ、ここでは父親側の経済状況にも注意しなくてはなりません。
これは、養育費を支払う側が、離婚したときよりも高収入になっているなど、養育費の増額に十分に耐えられる事情にあることも必要だからです。
ちなみに、もし養育費を支払う側が、リストラで職を失っていたり、病気で働くことができなくなっていたり、再婚して新しい家庭の生活費がかかるなどの変化があったときには、反対に支払う側からの減額請求もできることになっています。 |